産業用ロボット制御ソフト「クルーボ」
クルーボは、産業⽤ロボットを⾼精度・⾼速に制御するための新方式のリアルタイムビジュアルフィードバック技術を搭載しています。
従来の方法では大きな負担となっていたキャリブレーションの必要なく、カメラを用いたロボットのシステム構築が可能となりました。
製品の特長・特性
リアルタイムビジュアルフィードバック制御
・カメラで目標ワークを画像追跡することでリアルタイムで制御を調整する技術。
・校正不要、高精度、変動追従性が高く、従来技術に比べてメリットがあります。
校正不要・高精度制御
「クルーボ」を活用したロボット開発では、ラフな環境でも、高い精度でロボットを動作させることができます。
■ラフな環境でも動作可能
たとえば水はけテーパのある床面やアンカー打ち不可の環境などもOK
■高精度制御をかんたんに実現
制御精度0.02mm(=20μm)で柔軟な対象物をハンドリングできます
高速軌道生成・軌道追従
「クルーボ」で開発したロボットはセンサの観測値に応じてロボットへの指令値を変更して目標位置に誘導します。
高速スムーズモーションの実装では、手先カメラでワークを認識して軌道をリアルタイムで変更します。
高速スムーズモーションユニットの原理とは…
独自のアルゴリズムがロボットを瞬時に加速させ、ガタツキをなくし、タクトタイムを短縮します。
エンドエフェクタ連携
「クルーボ」は、エンドエフェクタと連携することで、不定形物のハンドリングや、未知物体の把持を実現できます。
不定形物の”箸”ピッキング
食品の形状を認識してエンドエフェクタの開閉位置を制御
コンベアトラッキングとの連携
速度可変のコンベア上を流れる未知物体をピッキング
自由なカメラ配置
「クルーボ」を用いたロボット開発では、厳密なカメラ校正が不要なため、自由な配置でロボット制御を実現できます。
■ハンドアイ
手先にカメラを配置して柔軟形状のトラッキング
■カメラを固定しなくてもOK
オクルージョンがないように手で調整してカメラを固定せずに使用